瑞垣山登山中の眺め

GWの事故や遭難について

2019年GWの大型連休期間は長い方で10日となり、たくさんの登山愛好者が入山していたように思います。
事実、登山記録サイト「ヤマレコ」では11,122件以上もの登山記録が入力されているようです。

事故や遭難はどうやったら減らせるか

残雪が多く残るGWは事故や遭難が起きやすい時期の一つです。
首都圏からほど近い丹沢山域でも落雷による死亡事故が起きました。

アルプス山域(長野県内)の事故件数報告

長野県警の発表によりますと10連休(4月27日〜5月6日)に長野県内で起きた山岳遭難は18件で計21人だったと発表しました。
昨年の大型連休期間(4月28日〜5月6日の9日間)に比べると3件増えたことになります。

全国的に事故・遭難は多い

アルプスを有する富山県でも遭難事故は報告されています。他にも南は宮崎県や熊本県から北は秋田県などでも事故などが起きています。

事故や遭難の原因は何か

実際に事故を再現するのは無理な話ですよね。
本人もわかっていないことが多いように思います。

雪庇から落ちたとしてもなぜ雪庇側を歩いたのか、そこまでの経緯は説明ができない可能性もあります。

個々の事例の原因を考えていくと思いつくところは体力不足、力量不足、体調不全、装備不十分などになるのでしょうか。

出来るところから備えていきたい

自分でできること

自分でできることを増やしていくことがとても大切に思います。
火を起こしたり、野営ができるようになることも時には大切ですが、まずは3、4時間の歩行を行い無事に下山して来られるところから。

体力、筋力はご自身で鍛えておきましょう。
わからなければトレーナーなどを頼ってみると良いかと思います。

また装備はお金を出せば揃えることができます。
少しずつで良いですが山に合わせて必要な装備はケチらずに持つようにしましょう。

人に頼ること

単独で山に行き、身の丈以上のことをしようとすると事故は起きてしまいます。
時に誰かの力を借りて身の丈以上のことに挑戦し、経験を積んでいく必要があります。

何もせずには経験も実力も積むことはできません。
人に頼り助けてもらうことこそ備えになると思います。

無理をしない

登山口について体調が悪くなったなどはよくあること。
寝不足で気持ち悪い、バスに揺られて気持ち悪くなった、高山病にかかってしまったなどが考えられます。

こうした場合は無理をしないで素直に帰ることが良いと思います。
登山数日前からの体調管理だけでは行き届かないこともありますので、決して無理はなさらぬよう…

まとめ

ニュースばかり見ていても仕方ありませんが、明日は我が身。
そう思うと身が引き締まる想いです。

万全の準備や装備をもってしても遭難や事故の可能性がゼロになるわけではありません。
しかしながら天災、人災とはいえ、出来る限りの準備をして山に臨みたいものです。